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使用構築や単体考察を落とします

ドロマーアルカディアスについて

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前置き

 皆さんこんにちは。ぼんばーです。普段ポケモンを主にやっていて紙のデュエマでのガチ対戦は殆ど経験がありませんが、アルカディアスカップの中盤で瞬間6位を取ったドロマーアルカディアスの参考資料が未だに出回ってないので自分で書くことにしました。あくまで私の感覚であり、2/5時点での考察なので参考程度に捉えてもらえると助かります。


デッキリストとコンセプト

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※6位達成当時とほぼ同じですが環境に合わせて若干変更した部分があります。

 高い柔軟性があるのが特徴で、どんなデッキ相手にも5分以上に戦えるデッキです。一見受け攻めがはっきりとしないデッキに見えますが、cip能力持ちクリーチャーを並べることで、相手が除去するならハンドアドバンテージを取ってコントロール、除去しないなら進化やサーファーを出してからの一斉攻撃と相手のデッキと動き次第でビートもコントロールも可能なデッキです。柔軟性が高い反面明確に有利な対面が存在せず、殴るタイミングや盤面を取るかハンドアドバンテージを取るかなどの駆け引きも難しく、立ち回りへの依存度がかなり高いデッキです。


カード採用意図とおおよその枚数


1,2コスブロッカー枠(2~5)

アクアガード
 対シータやボルコンでランサージャベリンを素早く出せるのが偉い。速攻が多い環境であればサリエスと入れ替え。


ハンデス枠(6~8)

ゴーストタッチ
 サリエスいないし4コス多いしで4投安定。ドロソ強くないのでタイミングは慎重に。

汽車男
 アド取りの翁。タッチと違って腐りにくい代わりにやや取り回しが悪くてテンポロスになりやすいため好みで2~4。


ハルカスピカリエ(8)

アクアハルカス
 ドロマーの核。ライトと違って打点や進化元になって速攻やLO含みの勝負にやや強い。

ピカリエ
 ドロマーの核。どんな対面でも強くて言うことが無い最強カード。


軽量除去(2~5)

ファントムバイツ
 速攻対策兼リエス対策。腐りやすいので多くて3。

デススモーク
 コストパフォーマンスが高くて強い。腐る時は腐るが汎用的なリエスやボルメテ対策でもあるので2投したい。


ホーリーメール枠(1~2)

ホーリーメール
 対速攻、青単のキーカード。対シータでもスパークを埋めることができれば勝てるようになる。


5コスクリーチャー枠(2~3)

ファルイーガ
 柔軟性が高くて腐りにくくパワーが高い。強いて言えば墓地に呪文が無い場面で出せないのが少し弱い。

ミストリエス
 対ビート相手にも使えるドロソで除去されなければ強い。場合によっては除去を強いることも利点になり得る。構築上苦手なバーストショットに弱いのが少し残念。


トリガー枠(8~11)

デーモンハンド
 4投安定の最強トリガー。

アクアサーファー
 4投安定のry。このデッキだと進化元になれるのも大きい。

ホーリースパーク
 ぶん回ったシータや青単に勝ちの目を残せるカード。メールで埋める動きが強い反面、手打ちはやや弱い。好みや環境で0~3。


フィニッシャー(4~5)

アルカディアス
 立てるとディガボルコンが死ぬ。青入りも時間差で死ぬ。こちらもリエスやボルメテが除去しにくくなるため盤面を取ってから立てることを意識したい。フィニッシャーとして申し分ない性能だが進化元の用意がやや難しいので2~3投。

クリスタルランサー
 ツインキャノンや二角の処理が可能で簡単に2打点用意もできる。盤面処理が甘いコントロール相手にビートする時にも核になり得る。4投するデッキではないので基本2で多くて3。

クリスタルジャベリン
 ボルコンコロスマン。他デッキへの刺さりが微妙だがアルカディアスを増やすと取り回しが悪くなるので折衷案として。


代替カード案


サリエス(碧玉草)
 速攻対策。ガードと両立もアリ。

レイーラ
 筆者が持ってなくて試せない()ファルイーガと比べて対応範囲が広がった代わりに安定感とパワーが落ちる。

トリプルブレイン
 コントロールミラーで便利な最も安定したドローソース。ロストソウルの流行がやや向かい風。

バルキア
 アルカディアスを3投する際に増やす進化元。7000ラインはシータに刺さるが結局バウンスなどに引っかかることが多いためやや中途半端なのは否めない。


立ち回り考察

VSラッカ速攻

 盤面を取ってからクリーチャーを並べて総攻撃。ホーリーメールへの依存度が高いので、後半まで握っておいてここぞというタイミングで使いたい。アルカディアスは正直腐り気味で、自身のトリガーを殺してしまう可能性もあるため余裕がある場合以外はマナで問題ない。

VS青単

 基本的には対速攻と同じ要領。速攻対面以上にシールドが重要になるので、序盤はジリ貧にならない範囲で盾を割られないようにしたい。基本的にはハンデスより盤面制圧を優先し、ハンデスはハンドを枯らせる状況にまとめて撃ちたい。後手後手に立ち回るとジリ貧になる可能性が高いので、相手の手札が増えたタイミングで殴りに行くなどの柔軟な立ち回りを心がけたい。

VSシータミッドレンジ

 基本的にはクリーチャーを並べていき、7マナ貯まる前にお祈りハンデスするか、二角をサーファーで戻したタイミングでビートする。ランサーが7000ラインに刺さるのでこの対面では大事にしたい。ビートしながらメールスパークできれば安全に勝てるので、余裕があればメールはハンドに残しておきたい。

VSボルコン

 ハンド差をつけられないように戦いつつ、盤面を制圧してからアルカディアスを立てる。バーストショットやクエイクゲートでこちらの盤面を制圧されるとLOコースになりかねないため、2000ラインを並べ過ぎないように気をつけたい。常にリカバリーを意識しつつ立ち回ればリソースで上回ることは可能なので、押しつ押されつでバランスを取りながらジリ貧にさせるのがコツ。


後書き

 ドロマーアルカディアスは使用者が少なく、参考資料も不足気味ですが、上位でも戦っていけるポテンシャルを秘めているのでこの記事で興味を持っていただければ幸いです。また、デュエマの記事を書くのは初めてなので、説明が不十分であったり認識にズレがある部分があるかもしれませんが、 @bomber_poke まで連絡をくれれば可能な範囲で答えますので気軽に連絡ください。それではよきデュエマライフを。